個人サロンを開業する時に必要なのが集客知識です。
集客と言ってもチラシやインターネット広告、無料で出来るサービスから1ヶ月に¥500,000など金額もさまざまです。
集客知識を身に付けるとサロン運営も軌道に乗りやすくなります。
集客知識=儲かるサロン運営と言っても過言では御座いません。
サロン業種:エステ/ネイル/整体/美容室/リラクゼーション

ここでは個人サロンに役立つ情報を発信しております。
業種:エステ・整体・リラクゼーション・フィットネス・美容室
関わったサロン規模:約1,000社(1店舗〜400店舗)
サロン運営に関わる広告を担当していました。
サロン規模によって集客広告予算を決めるべき

当たり前の事ですが開業時にあれもこれもと広告を出す事はおすすめしません。施術者が1人かスタッフを雇用してサロン運営を行うのかそこを基準に考えるといいでしょう。
集客方法は大きく分けて5つある

ホームページ
ホームページは信頼性向上や集客に大きく貢献しますが、維持や運営にコストと労力がかかるのがデメリットです。目的を明確にし、適切な運用計画を立てることで、メリットを最大限に活かせます。
1. 信頼性の向上
ホームページを持つことで、信頼感が増します。特に個人サロンの場合、公式サイトがあることで顧客に安心感を与えられます。
2. 24時間いつでも情報発信が可能
ホームページがあれば、時間や場所を問わずに情報を発信できます。顧客も好きなタイミングでアクセスできるため、利便性が向上します。
3. 広告費の削減
一度ホームページを作れば長期間にわたって情報を発信できます。SNSやSEO対策と組み合わせれば、広告費を抑えながら集客も可能です。
4. 新規集客の強化
ホームページ経由で他店との違いやサービスを紹介できます。SEO対策やブログ運営を行えば、検索エンジン経由で新規顧客を獲得できる可能性もあります。
5. サロンのブランディングができる
デザインやホームページを工夫することで、サロンのブランドイメージを高めることができます。他との差別化にもつながります。

1. 初期費用や維持費がかかる
サーバー代、ドメイン代、デザイン費用など、ホームページを作るにはある程度のコストがかかります。特にプロに依頼する場合は、それなりの費用が必要です。
ホームページ費用(プロに依頼):約10,000円〜40,000円
2. 制作や運営に時間がかかる
ホームページを作るだけでなく、定期的な更新やメンテナンスも必要です。特にブログを運営する場合は、継続的な管理が求められます。
3. SEOやマーケティングの知識が必要

ホームページを作るだけでは集客につながりません。検索エンジン対策(SEO)やSNS運用など、マーケティングの知識が必要になることもあります。
4. サイバー攻撃やトラブルのリスク
ハッキングやデータ漏洩、サーバーダウンなどのリスクも考慮する必要があります。特に顧客情報を扱う場合は、セキュリティ対策が必須です。
5. 競争が激しい
インターネット上には多くの競合サイトが存在するため、ただ作るだけでは効果が出にくい場合があります。魅力的なコンテンツや差別化が求められます。
美容系ポータルサイト

美容系ポータルサイトは有力な選択肢の一つですが、一長一短があります。ここでは、代表的なポータルサイトの特徴と、メリット・デメリットを解説します。
ホットペッパービューティー
掲載費用:25,000円〜500,000円
楽天ビューティー
手数料:ネット予約が基本的に施術料金の15%、電話予約が1件あたり1,000円
minimo(ミニモ)
施術料金:1円~2,200円の場合、手数料は440円(税込)
施術料金:2,201円以上の場合、手数料は660円(税込)
施術料金:0円は、手数料は無料

楽天ビューティーとminimo(ミニモ)は安いので全部やったほうがいいですか?

3つともオンライン予約がついて来ます。スタッフが少人数の場合ダブルブッキングになりかねないので、慎重にご検討ください。

SNS

美容サロンのターゲット層(特に20〜40代の女性)はSNSを積極的に利用しており、集客やブランディングにおいてSNSは非常に重要なツールになっています。
美容サロンにおすすめのSNS活用法
• Instagram × LINEの組み合わせが特に効果的
• Instagramで新規集客 → LINEでリピーター管理
• TikTokやInstagramのリールを活用し、施術の様子やビフォーアフター動画を投稿
• SNS広告を活用してターゲット層にダイレクトにアプローチ
結論:美容サロンのお客様はSNSをよく見るため、特にInstagramやLINEを活用すると効果的です!
1. Instagram(インスタグラム)

• 利用者数:日本国内で約6,600万人(2023年)
• 相性:★★★★★(美容サロンに最適)
• 理由:
• ビジュアル重視のSNSで、美容・ファッション系と相性が良い
• ビフォーアフターの写真や施術動画が反応を得やすい
• ハッシュタグを活用すれば新規顧客にもリーチしやすい

美容系ポータルサイトでビフォーアフターの写真が掲載NGでした。

最近では大手ポータルサイトの文章と写真の審査は厳しいです。
2. LINE(ライン)

• 利用者数:日本国内で約9,700万人(2024年)
• 相性:★★★★★(リピーター向け)
• 理由:
• 予約やクーポン配信ができる
• メルマガ的な使い方ができ、リピーターの管理に最適
• 1対1のコミュニケーションが可能で、カウンセリングや予約対応がしやすい
3. TikTok(ティックトック)

• 利用者数:日本国内で約3,300万人(2024年)
• 相性:★★★★☆(若年層向け)
• 理由:
• 短尺動画が主流で、施術の流れやビフォーアフター動画がバズりやすい
• 10〜30代の女性に人気で、新規顧客獲得に向いている
• エンタメ要素を加えた投稿が拡散されやすい
4. Facebook(フェイスブック)

• 利用者数:日本国内で約2,600万人(2019年)
• 相性:★★☆☆☆(ビジネス向け)
• 理由:
• 若年層の利用者が減少しており、30〜50代のビジネス層向け
• 広告運用には向いているが、投稿の拡散力は他のSNSより低い
• サロンの公式情報やキャンペーンを発信するのには適している
チラシ

美容サロンのチラシ制作にかかる費用は、依頼先やチラシの仕様によって大きく異なります。以下に主な費用項目とその相場をまとめました。
1. デザイン制作費
• デザイン会社に依頼する場合:A4サイズ片面で約3万~5万円が一般的です。
• フリーランスに依頼する場合:同じくA4サイズ片面で約2万~5万円が目安です。
• クラウドソーシングを利用する場合:1万~5万円程度で依頼できることが多いです。
2. 印刷費
印刷費用は、チラシのサイズ、紙質、印刷部数によって変動します。例えば、A4サイズのチラシを1,000部印刷する場合、1部あたり約5~15円が相場です。
3. 配布費用
チラシを配布する方法として、ポスティングや新聞折込があります。
• ポスティング:東京都内で1枚あたり約4~6円が目安です。
• 新聞折込:B4サイズ10,000部で約30,000円が相場です。
総合的な費用例
例えば、A4サイズ両面カラーのチラシを3万部制作し、新聞折込で配布する場合の費用は以下の通りです。
• デザイン制作費:約8万円
• 印刷費:約7万円
• 新聞折込費用:約9万円(1枚あたり約3円として計算)
合計で約24万円となります。
なお、チラシの仕様や配布地域、依頼先によって費用は変動します。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
美容系情報誌

1. 美toBE(ビトゥビー)
「脳から美しく」をテーマに、美容やファッション、エンタメなどの最新情報を発信するフリーペーパーです。都内を中心に美容室700店舗以上に設置され、発行部数は11,500部です。
掲載プランの一例:
• 裏表紙B4 1面広告枠プラン:裏表紙全面を使用した広告掲載プランです。
• 誌面内広告枠プラン:誌面内の下部に広告を掲載するプランです。
• 記事広告プラン:プレスリリース情報をもとに編集部が記事を制作し、掲載するプランです。
具体的な掲載料金は公開されていないため、詳細は直接お問い合わせいただくことをおすすめします。
2. bangs TOKYO(バングス トウキョウ)
USEN Mediaが発行するフリーマガジンで、美容サロン情報やファッション、音楽、カルチャーなど多彩な情報を掲載しています。発行部数は52,000部で、東京の主要駅などに設置されています。
掲載プランや料金に関する詳細情報は公開されていないため、直接お問い合わせいただくことをおすすめします。

まとめ
広告掲載を検討される際は、各媒体の最新の情報を確認し、複数の媒体を比較検討することをおすすめします。
集客方法は大きく分けて5つあり、料金やメリットデメリットがあります。SNSは自分で手軽に出来て無料です。
1ヶ月にかける広告費用を決めて、業者へ任せる広告・自分で管理する広告を見つけてみてはいいかがでしょうか?
集客方法は大きく分けて5つ
・ホームページ
・美容系ポータルサイト
・SNS
・チラシ
・美容系情報誌
ホームページは信頼性向上や集客に大きく貢献しますが、維持や運営にコストと労力がかかるのがデメリットです。目的を明確にし、適切な運用計画を立てることで、メリットを最大限に活かせます。
美容系ポータルサイトは料金が大幅に異なります。全てにオンライン予約もついているので管理面も考慮したほうが良さそうです。
美容サロンにおすすめのSNS活用法
• Instagram × LINEの組み合わせが特に効果的
• Instagramで新規集客 → LINEでリピーター管理
• TikTokやInstagramのリールを活用し、施術の様子やビフォーアフター動画を投稿
• SNS広告を活用してターゲット層にダイレクトにアプローチ